個人的には、今後の働き方の一つに『オーシャンズ』的なチームの組み方が出てくると思います。

例えば、コンサル業界などはそれに近いと思います。

『スペシャリスト集団が目標を一つにして、スキルを出し合って、成果を挙げていく』

そして、何より大事なのは、『そのプロジェクトが終わればチームが解散する』という事です。

プロジェクトによって、各々経験や利益は得る一方で、そのためだけの関係なので馴れ合い要素が低減される。

そこにあるのは、目標達成のために役に立つかどうか。

馴れ合いのために、わざわざミッションを設けたり、遠回りをする必要がなくなります。

言い換えれば、馴れ合い要素が低減すると目標達成のための不純物はかなり除去されると思います。

したがって、専門性が非常に高く、目的達成に対してピュアな人たちはオーシャンズ的なチーム編成に向かう可能性があります。

このような話をすると、日本国民は『農耕民族だからチームや組織を重んじる。馴れ合い(コミュニケーション)こそが日本組織の強靭さなので、個人主義は馴染まない』という人もいますが、農業の仕方が違えど、農耕大国と言えるアメリカ、フランス、ブラジルなどはどちらかと言えば個人主義を尊ぶ文化を持っていると言えます。

また、そもそも日本の強みは『海外の良いとこ取り』である訳ですから、働き方に関してだけ『日本には馴染まない』と言下に切り捨てるのは、思考停止に陥るだけでナンセンスだと思います。

蛇足ながら、もっと言ってしまえば、日本は松下幸之助氏が出るまで日本は世界でもトップクラスの転職率の高さだったという統計が残っているため、『農耕民族だから家族的組織』ではなく、『松下幸之助氏が偉大だったから家族的組織が残っている』の方が今の日本の実態を表していると思います。

話がずれましたが、これだけ時間の流れが速く、ニーズも多様である現在社会を見ると、『いつものメンバー、いつものやり方』では限界があります。

ニーズの多様性と移り変わりに対応をするためにも、『その時々の目標を定めて、それを達成する事に最適なチームを組み、ピュアに目標達成に向けて邁進して行く』という働き方は一つの形になると思います。
2009.01.15 Thu l 業務にて l コメント (0) トラックバック (0) l top

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