一般的なイメージとは違い、上のレイヤーの方々ほど、サポートが楽です。

上のレイヤーの方であれば、自分の道筋を既にある程度整理が出来ていますし、キャリアに関しての考え方もスマートです。
こちらが何かアドバイスをする必要性はあまりなく、「その方にマッチした案件を持てるかどうか」がポイントとなってきます。

逆に、若い方、飛び抜けた強みが無い方は、色々な可能性がある一方で、方向性が定まっていないという特徴もあります。
方向性を定める為、考えを整理する為に、MTGを重ねる場合もありますし、何社か受けて頂く場合もあります。
その考えの整理をさせてもらう過程で、エージェントの付加価値が発揮される訳なのですが、候補者の方々にも産みの苦しみを味わって頂く必要も出てきます。

最近は、この不景気で焦りが募り、その産みの苦しみの過程に付き合ってもらえない場合も増えてきたように思いますが、「どこに行く」よりも「どのような自分であるか」の方が遥かに重要です。
ありきたりですが、「行きたい案件を探す」よりも「行きたい案件に相応しくなる」ことがキャリアの王道であると思います。
2009.11.26 Thu l 業務にて l コメント (0) トラックバック (0) l top
面接は非日常の場なので緊張しがちですが、全く緊張しない方々もいます。

両者の違いを一言で言えば、「相手企業に貢献するイメージ(自信)を持っているかどうか」だと思います。

選考を受けている企業に貢献出来るイメージがある方は、自信満々に自分の出来る事を語り、「さあ、どういう評価を頂けるだろうか」と自分の評価を楽しみにしている向きがあります。

一方で、貢献出来るイメージが無い方は、相手がどのような基軸で自分を評価するか分からないため、相手に必要以上に合わせようとし過ぎてしまい、緊張に繋げてしまいます。

これと同様に、スピーチ時に緊張するのは、見知らぬ多数に対して、どのような言葉が響くか分からない為でしょう。

場を把握し、貢献イメージが描ければ、緊張する事無く、自分を表現出来るようになると思います。

2009.11.19 Thu l 業務にて l コメント (0) トラックバック (0) l top
生物学上、人間は「恐怖からの逃避」「欲望の充実」「慈愛からの働きかけ」の順番で力を発揮するようです。

例えば100メートル走るにしても、一般的には「病気になった友達の為に走る」<「優秀して大金を得る為に走る」<「爆発現場から逃げる為に走る」の順番で速く走る事が出来るようです。

上記は極端な例かもしれませんが、恐怖からの逃避が人間の力を引き出す事は理解出来ます。

逆に言えば、恐怖から逃れようとする、大きな力を利用する事で、人間は成長出来るのだと思います。

敢えて自分を窮地に追い込み、「このままだと自分は終わってしまう」という恐怖を感じると、そこから逃れようとして、通常の何倍も努力したり、思案を巡らしたり出来ます。

筋トレもそうだと思いますが、負荷をかけ過ぎると潰れてしまいますが、ある程度の負荷がないと現状維持すらままならないのが人間の性質だと思います。

人間はなるべく痛みを感じずに成功したいと願いますし、実際、宝くじが大当たりするなど幸運で富を得る場合もあれば、周りに要領良く成功を収めているように見える人も多いと思います。
努力や痛みが必ずしも成功に繋がる訳では無いので、「自分にも幸運が降って来ないか」「美味しい道を見つけたい」と願う気持ちも分かります。

ただ、成功ではなく、成長する為には、恐怖や痛みは有益なものだと考え、進んで受け入れて行く必要があると思います。
2009.11.18 Wed l 雑談 l コメント (0) トラックバック (0) l top
書評です。

『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞に輝いた翌年、『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞した筆者の『君たちに明日はない』の続編。ドラマ化される事に伴い、書店で平積みされていました。

角度は全く違うものの、人を見るビジネスをやっている人間にとっては、共感が多い内容でした。
退職時もそうですが、世の中の流れで人生の岐路に立つ事を余儀なくされた場合、いかに対応するかは人生の根幹に関わってくると思います。流れに翻弄されるのではなく、自分で決めに行く、自分で決められるように準備をする事は重要です。人生において、どれだけ自分の意思判断を行う事が出来るかが、自分の人生に尊厳をもたらす事が出来るように思います。

それを改めて実感する一冊でした。

2009.11.16 Mon l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top
頭が良いと思われたいなら、物事を「否定的に伝える」事が有力な方法です。
否定が有力な方法だと思う理由は、効果がある上に簡単だからです。

例えば転職においても、完璧な人間や完璧な企業というものは存在しません。非常に優秀な人材に対してさえ、見方を変えて「近寄りがたい」と否定する事が出来ます。繰り返しですが否定は簡単です。
そして、完璧でない部分を指摘する事で、対象よりも一段上の立場でいるような錯覚を得る事が出来ます。

マスコミ、金融、評論家、コンサルなど一般的に頭が良いと言われている職種は、客観的な否定がその立ち位置を押し上げていると思います。代案を出さない否定は、本来的には問題外のはずではありますが、現実的には優位者でいる事が多いです。それは平均的な年収や交渉立ち位置を見ても事実であると思います。

ただ、当然ながら否定だけでは何も生みません。
否定する事に悦に入って生産性を削ぐような地点で留まるべきではないですし、評論家の意見を収集して頭が良くなったと自己満足するべきでもありません。

否定をせず、否定を気にせずが、否定との正しい付き合い方である気がします。
日本人は反省が好きな人種ですが、否定は一意見として受け止めれば良いと思います。自分にプラスにならなければ、大部分は切り捨てるべきです。
特に今のように経済が低迷し始めた時には、否定をし合う風潮がありますので、否定とは通常以上に距離感を取った方が良いように思います。
2009.11.13 Fri l 業務にて l コメント (0) トラックバック (0) l top